デュピクセントを打ち始めて、一年が経過。
この1年で私の生活は激変しました。
自身の人生をふと思い返してみました。
一般的に人生良いことよりも悪いこと辛いことの方が多いのは普通なのかと思います。
人それぞれ違った苦労がありますよね
・人間関係で苦労する人
・お金で苦労する人
・病気で苦労する人 など
人は生まれてくる前に人生でどのようなことを学ぶのか、どのような環境で人生を経験するのかを決めてくるって聞いたことがあります。
人生折り返し地点にさしかかった今、私のこれまでの人生で良かったことはなんだろうって
アトピーという病気には生まれてから何十年て苦しめられてきました。
アトピーが軽度のときも、常にアレルギー体質には苦しんできました
でも、そのかわり恵まれたこともあります
1.人に恵まれたこと
友人は多いわけではないけど、学生時代の友人は優しい人ばかりで今でも付き合いがある。社会に出てから知り合った人も良い方ばかり。義理の両親も優しく恵まれた
兄弟とも仲がよく体のことを心配してくれる
2.仕事に恵まれたこと
今の会社には20年近く勤めています。
仕事は大変なこともありますが、やりがいもあります。まだまだ未熟ですが未経験の状態からここまで育てていただきました。
今の仕事があるおかげで高額なデュピクセントを使うことができました。
3.パートナーに恵まれたこと
12年お付き合いしていた方と今年に入って結婚しました。
これもデュピクセントのおかげで、健康面で結婚生活を続けていける見通しができたから。
実は11年間一緒に暮らしていました。当初同棲2年くらいで入籍するつもりが、アトピー激悪化でそれどころではなくなりました。
出会ったときは、見た目にはわからない程度のアトピーでした(手はひどかった)
同棲を始めてから2年目で徐々に悪化して、何年も入院レベルでしたが(実際に3度入院)変わらずに一緒にいてくれました。私の醜い姿を笑いで和ませてくれました。
深刻になられるより、ずっと救われました。このブログ名のフランケンも当時ふざけてあだ名にされていまして、そこからきています。
顔が赤いから「ピグモン」て呼ばれたりも。
部屋のスペースの問題から同じベッドで寝ていましたが落屑がひどく、大変迷惑をかけました。それでも「汚い」など言われたことはなく、体がハッピーターンとか言って笑わせてくれました。
精神面では本当に支えてくれて、家族とも離れていたし、もし居なかったら何年もの重度のアトピーに耐えられなかったかもしれません。
時間・お金・人づきあいアトピーによる損失は計り知れないけれど、私にも幸せなことがちゃんとありました。
体が辛いときは不幸なことばかり考えていたけど、デュピクセントで元気になった今は前を向いて生きていけます。