11.デュピクセント(デュピルマブ)

デュピルマブ(デュピクセント)が2018年日本で製造販売承認されました。
こちらの薬、サノフィー社が開発した重症アトピー患者を対象にした新薬です。
欧米や欧州では2017年に承認済みです。

私は昨年のニュース以来この日をまだかまだかと待ち続けておりました。
これまでのアトピー性皮膚炎の薬は、ステロイド·プロトピック·ネオーラル·光線療法がメインでしたが、重度の患者には既存治療では効果が薄いのが現状です。

デュピルマブ(デュピクセント)は注射薬剤です。2週間に一度皮下注射するようですが、これも嬉しいですね。健康な方からしたら、なぜ注射が嬉しいか疑問かもしれませんが、軟膏を塗るのはとても時間がかかるし、ベトついたり不快感もあります。もちろん軟膏併用となる場合が基本かもしれませんが、塗る量が減ることにより患者の負担はかなり楽になります。

しかしながら、2018年2月現在薬価がまだ決まっていません。
おそらく3割負担で4万/月前後になるのではとの予想。
正直一般庶民には痛いです。
ですがアトピーの苦しみが軽減するのであれば、一生懸命働いてこの薬に頼りたいです。

現在私は大学病院へ通院しています。
4月中にデュピルマブ(デュピクセント)が処方可能になる見込みです。
医師と処方の確約はまだ取れていませんが、処方を希望すると思います。
またこのブログを通して、情報発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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